進化する鍵
主人公が鍵を探しに冒険をする、そんなストーリーの小説や映画はわくわくしますよね。
与えられた状況が難しいほど、解決できた時は感動が大きくなります。
簡単に開かないから、ストーリーが多く生まれるのです。
そして映画では最後に開くことが多いものですが、実際には開いたら大変に困ることになります。
大切なものを守っているのですから。
私たちも多くの鍵に守られながら、生活しています。
私は実際にいくつ持っているか、確認してみました。
玄関、倉庫、金庫、車、ピアノ、自転車、会社の倉庫、会社の机などスペアも含めれば結構な数です。
しかも最近は、形状が変わってきています。
大切なものは、コンピューターやセンサーによって管理されていることが、多くなっているからです。
カード型など、いわゆる錠前のような形は少なくなっています。
身分証明書にそんな機能がついていたり、スマートフォンについていたりと様々です。
たとえば、会社でIDカードを下げている人が多く見られるようになりました。
これは、IDカード入口でカードをかざすことでドアを開けることができるものです。
また、車のスマートキーもあります。
これはポケットに入れておくだけで、車がセンサーを感知してドアの開閉やエンジンをかけるなどの操作ができます。
両手がふさがっていてもドアが開閉できるので、一度使うと便利さに驚いてしまいす。
さらに指紋認証やIDなど進化して、物体としての「鍵」というものは、減っていく傾向にあるのかもしれません。
進化する行方に、目が離せません。